撮影器具:ジンバル(わたる)

西村晋弥氏が初の監督を務めた
映画「E干サークル」

撮影機材はスマホのみでした。

現在のスマホには、
手ブレ補正も色調補正も
デフォルトで備わっています。

ただ、走るシーンや
カメラワークの早いシーンなどの
ブレを既存の機能だけで
解消できるか・・・?
というと、そうではありません。

やはりブレ対策の
撮影機材が必要でした。

今作の撮影で使ったものは
スタビライザー(通称:ジンバル)
と呼ばれる「不要な揺れを抑える」
片手で扱える機材でした。

スマートホンを
挟むだけですぐに使えます。

様々なメーカーから発売されていますが、
我々は「Zhiyun(ジウン)」という
メーカーから発売されている
smooth4というものを使いました。

これにした理由はズバリ、

『安価で高性能』だからです。

何が高性能だったかというと、

このsmooth4は
全ての方向のブレに強い
・「3軸」ということ、
・早いカメラワークに対応すること、
・軽くて扱いやすい!ということ。

そもそも「軸」って何?
というところなのですが、
・パン(水平・左右)、
・ティルト(垂直・上下)、
・ロール(回転)
という3つの可動域があり、
上下左右に強いので、
イメージとしては
「フリーハンドでしっかり
直線が書ける!」という感じ。かな?


2軸というものも存在しますが、
そこは少し見栄を張って、
「2軸よりも3軸の方が
なんかいいんだろう・・・」
という浅はかな考えだったことは
内緒です。


3軸だからこそできるカットも
撮ることができました。
E干サークルには結構「3軸」に
救われたカットが多いんです(笑)

一見言葉に起こすと
難しそうに感じるかも知れませんが、
使用方法はいたって簡単でした。

慣れは必要なものの、
ジンバルの癖を理解すれば、
手で持って撮影するよりも
圧倒的にブレが少なく、
見やすい撮影ができるように
なると思います。


こんなことを書いていると、
手に入れた当時、用もないのに
ジンバルで撮影をしまくった事を
思い出します。
出勤時も家から駅、
駅から会社まで・・・
なんて常にジンバルを持っていました。


本作は、ショートバージョンですが
2019年9月21日(土)に開催する
カレー大使館のイベント(一期幾重)
での上映が決定しております。

主人公が走るシーンは、
もちろん撮影陣の我々も
走って追いかけています。
そのシーンを見て、ブレの少なさに
驚いてくださいね!
それに加え、そのジンバルを使った
撮影体験コーナーも設けています。

簡単な営業になりますが、
監督やサブカメを務めた人間が
どんな風に撮影したのか
興味がある方は
是非お気軽にお声がけください。

撮影の楽しさや
難しさ、手軽さなどを
体験して頂きたいです。

昨今、映像で情報を伝えることが
多くなってきたと思います。
情報拡散社会なんて言われています。

要は、映像で何かを伝えることは
今後も続いていくことであって、
もっともっと当たり前に、
身近なものになっていくのかな?
と思います。

専門的な機材にはどうしても
劣るところもありますが、
ある程度のレベル(品質)は
しっかり保たれますので、
事実、smooth4があれば
映画はもちろん、
好きなアーティストの
MVや、CM動画、
自身の活動のPVなど、
様々な製作が
可能になるのだと思います。

それでは、今回はここまで。

いつも読んで頂きありがとうございます。
何か聞いてみたいことなど
ありましたら、是非コメント欄で
お願いします!

あ・・・
8月ももう終わりですね。
新しい月になり、
どんどん季節も変わりますので
皆さまご自愛ください!
わたる

一夜限りのカレー大使館(一期幾重)開催決定!

今回は映像から離れたお話。

我々、weeklyeverydayの出会いは
今は無き、「カレー大使館」という
飲食店でした。
飲食店というより、カレーが食べられる
イベントスペース・・・と言った方が
わかりやすいかも知れません。

そこで館長(店長)を務めていた
西村氏に会うことになるのですが、
我々weeklyeverydayのメンバーだけでなく、
様々な方にとって、思い出深い場所でした。

お笑い芸人が集まりイベントを開催したり
駆け出しの漫才コンビがワンマンLIVEを
したり、西村氏の音楽仲間が
弾き語りをしたり、なぜかダーツができたり、
室内でキャンプ(火器厳禁)をしたり・・・
読み聞かせ、異業種交流、などなど。
本当にたくさんの人が
カレー大使館に訪れたと思います。

もともとは全国のレトルトカレーと、
オリジナルのカレーが食べられる場所
という名目だったらしいのですが、
いつからか、たくさんの人を巻き込んで
「憩いの場」を超えた場所になりました。

そんなカレー大使館が
1日限定ですが、復活します!

2019年9月21日(土)開催!
OPEN・・・13:00
CLOSE・・・21:30
場所・・・秋葉原「FLAG」

できるイベントは限界があれど、
あの憩いの場を完全再現できるかは
わかりませんが、当時提供していた
オリジナルカレーも食べられます!
懐かしのあの味を
是非また堪能してください。

そして恒例行事にもなりつつあった
「カレー大使館1グランプリ」も
開催します!!

そしてそして、weeklyeverydayの
第一弾映像作品である
映画「E干サークル」も
ショートバージョンでお届けします。

そしてそしてそして、
ブラジルで盛大に歌ってきた
シュノーケルが報告会として
独占LIVEを行います!

そして今回初のイベントとなる
「ジンバル体験コーナー」を
設置します!
担当は、E干サークルで
勝手にサブカメラを回した
私、がんちゃんこと
鈴木がやらせて頂きます。
お持ちのスマフォがあれば
サクッと映像が撮れてしまうことや
撮影の楽しさをお伝えしたいです!
そして、撮った映像をその場で
編集して15秒程度の映像を
お渡しできたらと思います。

1日で開催できるイベントには
どうしても限界がありますが、
「復活してほしい」という声を
本当にたくさん頂きました。
自分ももともとは「客」として
あの雰囲気を楽しんでいたので
今からもうワクワクが止まりません!

笑いに癒されるもよし、
映画を見るもよし、
音楽に酔いしれるもよし、
カレーを堪能するもよし、
自分の夢、目標、野望を
語るもよし、の楽しいだけじゃなく、
人生の何かのきっかけになるような
イベントにしたいと思いますので、
是非、いらして下さい!

心よりお待ちしております!

データの移し方(わたる)

4k/24とは…時代は進んでしまった…。

映像デザイナーとして働いていた10年前、

1920×1080(px)という大きさに驚いたものだ…

4kは3840×2160(px)と言われる大きさ。

縦横、約2倍の大きさだ。なんとも大きい。

映像となると、フレームレートと言う言葉を

よく聞くことがあるかもしれないが、

1秒間に何枚の絵を表示するか?ということで、

表示枚数が多くなればそれだけデータが

重くなるが、滑らかで綺麗な動きを

表現でにるのが魅力だ!その違いは、

スローモーションだと非常にわかりやすい。

今回、我々weeklyeverydayは、

今や4K動画を撮れるスマホのみで撮影に

挑んだが、気付きの連発であった。

まず、4K/60のサイズの動画を編集する専用の

機材を持っていなかったこと、そして

そもそも、スマホに蓄積されたデータを

どう編集するパソコンに持っていくか…

スマホにはAirdropという画期的なシステムが

組み込まれていたので、当初はそれ頼りで

考えていた。が、いざデータを移してみると…

動画サイズが極端に低くなっていた…

???何が起こったのか…

いわば、AirDropというトンネルを通るために、

データと言う大きな体を絞るに絞った状態。

なんとなく…だが、黒が黒でない。

ジャギと呼ばれる「映像のちらつき」が

強く出てしまっているように感じた。

それを大型のスクリーンに映したら

どうなってしまうのか、不安で不安で…

監督も私も、AirDropは使わず

文明の力を最大限使いました。

それはコレです。

PQIと読んでいる、スマホから直接

動画や画像を送り込める画期的なアイテム。

移動時間にデータを転送し、

アイホンの容量をあけたり、

卓上型の充電器に置いておけば、

打ち合わせ中もデータの移行が可能!

時間にも余裕ができ、撮影も安心して

行うことができました。

ただ、それをバックアップすることも忘れずに!

監督と私それぞれ2テラのハードを買うも、

足りず結局4テラをそれぞれ買う。という事態。

安全をお金で買うとは、まさにこのこと。

でも、本当に安心して撮影も作業も

行うことができました!

そして忘れてはいけないのはコレ!

どんな時でも電源を確保できる環境を!

撮影だけに気をとられると、その後の

作業に追われて後手になってしまうので、

毎回スッキリした気持ちと、

スッキリとさせたメモリ機材で

挑むことをお勧めします!

では、今回はここまで!

わたる

小道具って?(わたる)

8/1にE干サークル」もう一つの物語

という動画を公開しました。

話せば長くなるので、端的にまとめると、

「憩いの場」であった飲食店のマスターと

そこの常連客が試行錯誤して映画を撮った。

主演女優の子にはツイッターのDMで依頼、

カメラは、4K動画が撮れる高スペックのスマホ。

一人で映画を撮れると思っていた、

世間知らずの監督と、超素人のスタッフとで…

ってストーリーなんですが、この動画を作るに

至る過程でよく話したのは、世の中には

「マスター」と「常連客」の仲が良すぎる

コミュニティって、すごくたくさん存在してて、

誰にでも夢があったり、追いかけてたり、

それを知っている仲間って実はいるもので、

強い気持ちで何かを始めると、仲間がすごく

応援してくれて、力をかしてくれる。という事。

そういった人間関係はかけがえのない宝です。

さて、今回は約束通り「小道具」について。

小道具と言っても、様々なジャンルに別れます。

作中に出てくる小道具を数えたら、

両手では足りない数になります。

今回の映画「E干サークル」では、

手作りの小道具がわんさか出てきます。

なぜ手作りか?

それすなわち、「低予算制作」だからです。

幸い?にも様々な小道具を手作り出した自分は、

図工も技術も美術の授業もまずまずの成績で

粘土遊びやら折り紙やら、ちょこちょこと

手先を使う遊びを幼い頃からやっていたので、

今回協力できたかな?と思います。

そして現在、様々な物が100円程度で

色々と買えるお店が各町にちょこちょこあり、

非常に工作意欲が掻き立てられました。

「あのシーンのアレ」と言うとネタバレに

なってしまうので、ひとつだけ。

予告動画②の上部に見えているお品書き、

こちらも全て手作りです。

紙はさすがに買いましたが、

様々な居酒屋さんのお品書きを観察し、

「らしさ」を追求しました。値段については、

一◯◯円、¥100、100円、書き方が様々で、

このE干サークルに一番ピッタリくるものを

チョイス。その作品に相応しいものを

しっかり見極める事を心がけました。

なので、文字は完全手書きです。また、

小道具として使えそうなものを持っていても、

何かイメージが違う…となれば「使用しない。」

という監督の拘りと潔さも非常に分かりやすく、

どんなものが欲しいか考える打ち合わせも

すごく良かったと思います。

買って揃えるもよし、あるものを使うもよし。

ただ、買えないもの、売っていないもの

も多々ありました。それなら作るしかない!!

となり、作れるものは作りました!

それらは今、我が家にあり、生活の中で

ちょこちょこ見える場所に点在しています。

それらを見ると、「よくここまできたな」と

思うと共に、仲間が褒めてくれたことを

思い出します!監督からは、

「がんちゃんにお願いして良かった」と、

お褒めの言葉も頂き、本当に作って良かった!

と思う子供達です。

小道具は役者さんと同じくらい「画(え)」を

盛り上げる、大切な「要素」です。

映るのはたかが一瞬、されど一瞬。

画に映る以上、「こんなもんでいいか…」と

手を抜く事はNG。画を構成する大切な

役割をきちんと果たさせてあげられるよう、

しっかりと作り込んであげるといいんですねっ!

ドラマの撮影で、美術さんが用意する物特集では

自身に匹敵しない量の物を用意していました。

それも全て、画の迫力やイメージ力を

向上させるものであって、

必ずなにかを際立たせる、アクセントでした。

「よく見たことのある画」を超えて、

「それにさえ気付かないほどリアル」が

観ている人を映像の世界に引き込む

トリガーになれる「小道具」を

作り続けたいですね!では、今回はここまで。

次回は……

……

語りたいことがありすぎて

何をまとめたら良いやら…。

次回の更新は来週水曜(を予定)。

データの保存や保管についても悩んでいたので、

便利なアイテムなど紹介していこうかと

思います!(が、変更の可能性有)

8月になり猛暑も続きますので、

皆さま御自愛下さいね!

わたる

予告動画も、お楽しみ下さい!

9/21の土曜には、ショートバージョンですが、

映画「E干サークル」の一般公開です!

ドキドキ!!!!

あ、単なる営業になりますが、

この手のフライヤーも作れますので、

ご依頼等、あれば是非お願いします!笑

わたる

エクストラ配信(わたる)

今回、次回予告の「小道具」を無視して、

ぶち込んでおります。

予告動画を公開して約4ヶ月が経ちました。

その間、仕事もし、撮影もし、編集もし、

監督と打ち合わせと言うご飯(飲み)も行い、

今に至るわけですが、毎回必ず

「面白いことをしよう」と言って別れます。

面白いこと…

……

簡単に答えが出れば笑いで苦しむ人は

いないはず。それはすなわち、笑いに価値が

なくなると言うことではないでしょうか?

脱線しそうなので一旦話を戻します。

本編の撮影をしている中で

何度も思ったことがあります。

それは、

最新機材があったら、、、

最良のフィールドを用意できたら、、、

そんな事を思っていました。

何度も触れたように、我々は

まだ生まれたばかりの団体で、

枠組みはあれど、中身が詰まり切っていません。

考え方を変えれば、まだまだ伸びるということ。

不得手も不慣れも不完全も、

見方を変えれば長所です。

短所なら、長くすれば長所です。

長所をもっと長くすれば、超長所です。

そんな考え方から生まれた映像があります。

それが、本日公開となった、

「E干サークル もう一つの物語」です。

見方を変えること、考え方を少し変えること、

今とは違う風景を見るために、

「漫才練習中」というお笑いコンビの

「パカ」がたくさん考えてくれました。

スペシャルアシストの「みさと」が

たくさんアドバイスをくれました。

これは、団体が伝えたい「映画のアピール」

ではなく、ど素人がなぜ長編映画の撮影に

挑んだのか?という「根底」のお話。

でも、スタッフの紹介動画という

わけでもありません。いわば、

どれだけ「E干サークル」が好きか、

どれだけweeklyeverydayが好きかを

アピールする動画かも知れません。

これらを繋いだカットは、一切本編には

出てきません。あくまでアナザーストーリー。

サブカメとスクリプターカメラをあわせて

繋いだのでメインカメラ無し、正真正銘の

presents by staff です!

本編は、2020年の公開を予定していますが、

2019/9/21、秋葉原のFLAGという場所で

ショートバージョンを上映することが

決まりました。もう、監督はノリノリです!

それにあわせて、E干サークルのフライヤーも

完成しました!!

大きな歩幅ではないですが、

確実に前進しています。

皆さんに楽しんで頂くために、

もちろん我らも楽しむ為に。

苦悩も多いですが、それを凌駕するほどの

幸福感がweeklyeverydayにはあると思います。

たくさんの人を巻き込んで、全員で

これまでにない程の多幸感を得たいですね!

それでは、

構成「パカ」、監修「みさと」、編集「がん」で

お届けする「E干サークル もう一つの物語」を

どうぞ!

モチベーションの保ち方(わたる)

7月の下旬をもって、細かいところを含め、

E干スークルの全シーンを撮り終えました!

改めて思う事は、「撮影」って

当たり前にできることじゃない。って事。

語ってきた内容をまとめると、

「撮影できる」のは「奇跡の連続」です。

様々な関わりが一つになって、

やっと辿り着けるもののように感じます。

その奇跡を無駄にしないために、

最高のパフォーマンスで撮影に

挑みたいものですね!

今回は、最高のパフォーマンスで撮影する為の

モチベーションの保ち方について。

我々の撮影は、2日連続ですることもあれば、

2ヶ月後…ということもありました。

撮影回数は10回。(あれ?11回?)

当初は3ヶ月で6回という予定でしたが、

倍の期間、倍以上の回数を要しました。

正直、仕事をしていると撮影を二の次に

考えてしまうこともありました。が、

「もっといい作品にしたい」という

強い気持ちでチーム一丸になれたと思います。

なぜ、そうやって頑張れたか?

weeklyeverydayのメンバーも、

E干のメンバーも大好きだからです!

撮影の時に会える!ということはもちろん、

「良いものを一緒に作っている」という

感覚が団結力を強め、絆となり、

モチベーションも高まっていきました。

それはすなわち「揺るぎない信頼」です。

このメンバーとなら!

この作品なら!と。疑わなかったからこそ

撮影を疎かにせず、常に前のめりだったと

思います。不安を抱えたメンバーもいました。

でも、撮影以外でも会ったり、話したり、

みんなで相談にのり、みんなで解決し、

一緒に乗り越えてきたからこそ、抜ける人もなく

今もみんなでE干サークルを作っています。

weeklyeverydayは有志なので、抜けるも自由。

撮影に参加する、しないも自由なんです。

でも、欠ける人、怠ける人はいませんでした。

そして、そうなれた秘訣の秘訣は、、、

撮影後、毎回必ずベストシーンを披露する。

ということだったように感じます。

スタッフ、役者陣に見てもらう。ただそれだけ。

でもそれを続けてたからこそ、熱が冷めず、

反省を見つめ、次に繋げられたのだと思います。

監督とは撮影以外にも会って、いつも居酒屋で

「俺のベストシーン」を自慢し合っていました。

監督の映画ですが、何故か負けじと

良いシーンを競ってしまいました。

俺の方が、いや俺の方が…

その繰り返しで何時間も見ていたのも事実。

すると、ドンドン見えてくるんです。

反省点が。改善点が。

もっと良くなる、もっと良くできる場所が。

そうして、次こそは!と意気込み、

次の撮影が待ち遠しくなるのです。

自分たちのスキルアップ、

役者陣の隠れた才能、表現力。

その発見こそがモチベーションを

飛躍的に高めてくれたのだと思います。

「今日、良く撮れたシーン」を是非、何回も、

共有して下さい!もちろん反省点も。

それを繰り返し、作品に関わる人達を、

「撮影する前」の1000倍好きになって下さい。

自分は、10000倍以上好きになりました!

いや、もっとかな?

1人ではなかなかできない撮影も、

仲間がいるからこそ撮れるものと信じて、

仲間と一緒に自身の限界を超えていけると、

最高に楽しい現場になると思います!

E干サークルの撮影は終わってしまいましたが、

この繋がりを絶やすことなく次のステップへ!

では、今回はここまで!

次回は、小道具について綴ろうかと思います。

E干の中には、自分が作った小物が結構出ます。

それらは今、我が家にありますが、

こいつら、「映画の中に出たものか」と見ると

結構感慨深いものがあります。

あ、何か聞いてみたい事、

知りたいことがあったら、是非

お気軽にコメントくださいね!

わたる

撮り終わらない時(わたる)

限りある時間で「撮れるだけ撮ろう」は

とても危険な考え方かも知れない。

予定していた時間よりも伸びたら?

当日誰かが体調不良で来れなかったら?

様々なイレギュラーに見舞われてしまう為、

「映像を撮る」ということは、それだけ「運」と

「準備」が必要なのではないでしょうか?

今回は、撮り終える事が出来なかった時の、

体験談をお話します。

さて、我々はあるお店で「ご飯を食べる」という

シーン撮っていました。もちろん実際に、

飲食し、撮影を進めていくのですが、

計画的に撮らないと細かい観客は気付くのです。

それはカットが変わった瞬間。

「あれ?飲み物が無くなってる…」

「飲み物の位置が変わってる」

「持ってる手が一瞬で変わった…」

「カレーの減り方早すぎじゃね?」などなど。

それは、絵を繋ぐ身として痛恨のダメージ。

このシーンでは右手で飲んでいたのに、

次のカットではいきなり左手に持っている。

そーいった、シーンとシーンの繋がりを

きちんと考えておかないと、いざ編集で、

「せっかく撮った良いシーンも使えない…」

という事態になってしまいます。(監督談)

その為、様々な現場に、「スクリプター」

という役割の方がいらっしゃいます。

「現状の記憶」とでも言いましょうか?

次のシーンに繋がる為の「画」を記録して、

セッティングし直したり、付け足したり。

こう言った現場での作業が増え、天候待ち、

準備待ち、撮り直し、…重なって行ったら

どうなるでしょうか?

予定していた撮影時間を超え、

撮り終わらない。となってしまいます。

それは、今後の編集にも大きく影響し、

最悪「後日再撮影」となるでしょう。

でも、それも「運が良ければ…」です。

役者陣のスケジュールや、再撮影日は、

本日と同じ天気で、同じ空気感でしょうか?

明日再撮影できればいいですが、

2ヶ月後、3ヶ月後になってしまうと、

季節も変わり始め、何より役者陣の髪型や

雰囲気も変わっているでしょう…。

つまりは、撮りきる責任。というものが

常に発生し、その中で常にもっと良いものを

求めるのだと思います。

我々はあるシーンが「もっと撮りたかった」と

嘆いてしまう場所があります。

その日、始めて「不安な状態」で

撮影を終えたのです。

カメラを回しているのは監督一人でした。

音声が1人。カチンコマスターが1人。

計3人で撮影を畳み掛けるのですが、

監督=カメラマンという状況だった為、

巻き方や省き方がスムーズで、

なんとか重要なシーンは撮り終えました。

その間その他のスタッフは、

後片付けと、ロケ地の現状復帰に

追われていたのです。それも時間がかかる…

撮り終わらないと感じた時、

「脚本を書き換える」か

「必要な場所だけ撮る」か

「再撮影日を設けるか」か

になるかと思います。

どんなに段取りよく進んでも、

何か1つ、不安要素があれば、

最悪の事態を想定しないといけないのですね…。

だからこそ、「上手く行く撮影」だけでなく、

「失敗しない為の撮影」をしっかりと

考えておかなければいけないと思いました。

今回は監督の脳内シミュレートのお陰で、

必要なシーンだけ撮ることができ、

繋ぎもなんとか違和感なく進ませる事が

できました。が、やはり「怖い」という

感情も生まれました。本当に怖かった。

でも、しっかり「撮りきる姿勢」を

監督自らが見せてくれたので、

スタッフ一丸となって最善を尽くせました。

撮りきれないかも…と思ったとき、

本当に、本当に怖くなりますが、

絶対に諦めないでほしいと思います。

初めてばかりの不安と恐怖。

そのかわり、初めての達成感、高揚感を

味わえることは、経験した私が保証します。

沢山の確認をし、万全の体制で挑めても、

常に「撮り終わらないかも…」という

不安と背中合わせな状態なんですね。

だからこそ、準備や確認に時間を費やし、

クオリティの高い完成に迎えるのだと、

痛感した日でした。

編集中ですが、そんな不安だったシーンも

思い出深いシーンとなり、とても好きです!

次回、こんな状況になっても

前向きに撮影を終えられた、我々の

「モチベーションの保ち方」について

語ってみたいと思います!

これは是非試してほしいです!

では、また次回!

最近フォローしてくださった方、

本当励みになります!

ありがとうございます!

もっともっとこのブログが皆様の目に

触れる機会が増えましたら、更新頻度も

高めていこうと思いますので、

引き続き、楽しんで頂けたら嬉しいです!

ではまた!

わたる